インターマインドでは各種AE関連機器の試作開発・製作を行っています。
特殊仕様・特注対応が可能ですのでお気軽にご相談ください。
ここに紹介するIMAシリーズはどれも手のひらサイズでポータビリティーに優れています。
小さい形状のAE用プリアンプでゲインは40dB、5V電源版と15V電源版があり各社の機器に使えます。
入力換算雑音 4μVrms以下
ゲイン 40dB
HPF 50kHz(24dB/oct)
帯域 50kHz~1.3MHz
最大出力電圧 2Vp-p以上
電源 +5V(IMA242-05)または+15V(IMA242-15)
外形 69×60×34mm
IMA242 取扱説明書ダウンロード
仕様変更などカスタム対応についてはお問い合わせください。
AE 波を計測して種々のデータを生成し、解析するための装置です。
増幅器、HPF、LPF、A/D 変換器、USB I/F を有します。
増幅ゲインはプリアンプが20dB 固定、メイアンプが0~40dB を10dB ステップで選択できます。
HPF はTHRU、30kHz、100kHz、200kHz を選択できます。
増幅およびフィルタ処理後の信号をモニターする出力によりアナログ信号を確認できます。
PC からUSB により、ゲイン・HPF・計測モード・計測時間・イベント閾値などを設定でき、計測データを取得してアプリケーションソフトウェアで表示します。
ピーク値、実効値、エネルギー、イベント回数を計測してデータとします。
波形を取得してリアルタイムでUSB 転送可能です。
外部からのSYNC 入力による計測トリガが可能で、複数台を同期してデータ計測可能です。
片手に収まるコンパクトな形状で、5V 単一電源で動作するのでモバイルバッテリーやUSB バスパワーで動作する可搬性が高いAE 波処理装置です。
(1)入力電圧 ±0.4V(飽和電圧)、±5V(最大電圧)
(2)入力インピーダンス 10kΩ
(3)モニタ出力電圧 ±4V(max)、
(4)モニタ出力インピーダンス75Ω
(5)ゲイン プリアンプ +20dB ±1dB メインアンプ 0dB / 10dB / 20dB / 30dB / 40dB ±1dB
(6)周波数帯域 25Hz~1.5MHz(20~50dB)、25Hz~500kHz(60dB)
(7)HPF(fc) THRU / fc=30kHz / fc=100kHz / fc=200kHz ±10%、-12dB/oct
(8)入力換算雑音電圧 25μVrms 以下
(9)A/D 変換 サンプリング周波数:10MHz、分解能:14bit
(10)USB 設定パラメータ メインアンプゲイン:0 / 10 / 20 / 30 / 40dB
HPF:THRU / 30kHz / 100kHz / 200kHz
出力データ:ピーク値・実効値・エネルギー・イベント回数 / 原波形
計測時間:100msec / 1sec / 10sec
計測間隔:SYNC 入力 / イベント発生時 / 100msec / 1sec / 10sec
イベント閾値:300mV~4.8V、300mV ステップ
(11)電源 5V±5%、USB typeC 電源専用またはUSB mini 通信用を使用可。
(12)絶縁 電源入力・デジタル回路とアナログ信号処理回路は絶縁。
(13)コネクタ 信号入力 BNC、モニタ出力 BNC、電源入力 USB typeC、通信I/F および電源入力USB mini
(14)消費電流 410mA(typ)、USBバスパワー動作可
(15)外形 116(W)×41(H)×130(D) mm
IMA250 取扱説明書ダウンロード
仕様変更などカスタム対応についてはお問い合わせください。
AE波を包絡線波形に変換します。一般的な信号の包絡線検波にも使えます。
例えば、データレコーダーなど遅いサンプリングの計測でも信号の発生を認識できます。
時定数 1msec/100μsec
ゲイン 0/20/40dB
帯域 1kHz~1MHz(0/20dB時)、~500kHz(40dB時)
入力インピーダンス 10kΩ
最大出力電圧 ±5V
電源 +5V
AEプリアンプを駆動するラインドライブ電源(5V/15V)を供給可
5V:IMA243-05、15V:IMA243-15
外形 89×100×39mm
例:100kHz 3波の信号のピークを捉えて時定数で減衰することで包絡線に変換します。
時間軸:5μsec/div
時間軸:200μsec /div (時定数=1msecの場合)
AE波パルスを発生させるためのパルスジェネレータです。AEパルサーとも呼ばれています。
AEセンサを接続してパルスを出力することでAEセンサからAE波を発生させます。
AEセンサのAE検知試験用として本器を使用することでAEセンサの検知評価が可能です。
シャープペンシル芯圧折法よりも定量的な感度校正に役立ちます。
5V電源で動作し、モバイルバッテリーを使って屋外でも使用できます。
・出力電圧:10V,20V,30V,36V
・パルス幅:約20μsec
・パルス立上り:18nsec
【高電圧版 IMA241H】
・出力電圧:50V,100V,200V,300V
・パルス幅:約300μsec
・パルス立上り:2.3μsec以下
(共通事項)
・パルストリガ:マニュアル、自動繰り返し、USB指令
・外部I/F:USB
・電源:5V USB TypeCコネクタ
・外形:89×39×100mm
例:本器にAEセンサを接続して30Vパルス出力 200μsec/div
IMA243 AEエンベロープディテクタにAEセンサを接続してAE波を確認
CH1(黄):本器パルス出力
CH2(緑):IMA243モニタ出力
CH3(紫):IMA243エンベロープ出力
IMA241の高電圧版です。
センサとの距離が離れている場合、設置条件によりセンサの感度が悪い場合に有効です。
・出力電圧:50V,100V,200V,300V
・パルス幅:約300μsec
・パルス立上り:2.3μsec以下
・パルストリガ:マニュアル、自動繰り返し、USB指令
・外部I/F:USB
・電源:5V USB TypeCコネクタ
・外形:89×39×100mm
例:本器にAEセンサを接続して200Vパルス出力
IMA243 AEエンベロープディテクタにAEセンサを接続してAE波を確認
CH1(黄):本器パルス出力
CH2(緑):IMA243モニタ出力
CH3(紫):IMA243エンベロープ出力